スポーツ中の声掛け

昨日は堺市原池公園体育館で堺市インディアカ協会主催インデイアカ大会のサポートに行ってきました。

インディアカとは1チーム4人で行うバレーボールと同じようなルールで行う競技です。

僕は怪我をされた方などの救護の為に待機しています。

 

参加者の方で僕のしているペップトークの事を知ってくれている方と練習や試合中の声掛けについて話す機会がありました。

 

インディアカはバレーボールのような競技なのでスタートはサーブを打つところからが始まりです。

ここで「サーブミスるなよ!」と声をかけているのを会場でも時々聞聞きましたが、「ミスるな!」と言われるとサーバーの脳には「ミス」という言葉が刻まれてしまいます。そして人は無意識の中で脳に刻まれた通りの行動をしようとします。

 

では、どうすればいいのか?

 

この場面では

「サーブを確実に入れていこう!」

「サーブは真ん中に落とそう。」

などの声掛けが有効です。

 

今度相手チームはサーブを拾います(サーブカットとかサーブレシーブと言います)

この時、サーブカットを正確に自分のチームのセッターのもとへ返すと次の攻撃(アタック)がしやすくなります。

でもこれがなかなか難しい・・・。

 

この時も「サーブカットが悪いからちゃんとトスを上げれない!」と言うよりは

「サーブカットは高く上げようね。」

とか

「セッターに優しく返そう!」

などの方が良いイメージが脳に残ります。

 

イメージトレーニングが大事と良く言いますが体を動かす総司令部は脳(反射という動きは別です)なので脳にどのようなイメージを刻むのかはプレーに大きくかかわってきます。

 

自ら何かのスポーツのプレイヤー方も、指導する立場の方もどのような声掛けがより相手の脳に良いイメージを持たせる言葉なのかを是非考えてみて下さい。

 

脳に良いイメージをもたせる「声掛け」「言葉がけ」を学ぶペップトークセミナーを7月31日(日)に神戸で開催します。

 

興味のある方はこちらをごらん下さい。